2016年3月29日火曜日

IBMのロックアウト

ヤフーニュースの記事ですが、前触れもなく解雇された元社員が起こした訴訟で勝訴し、解雇が無効になったとのことです。
個人的には興味のある裁判でした。
自分が所属する職場も外資系で、IBMのケースと似たような事例を見ているからです。自分の経験ではないですが、何人かがやめさせられています。解雇ではありませんが、辞めざるをえないように追い込んでいく手法でやめさせていきます。
そのせいか、メンタルヘルスで長期で休む人も他社と比べると多いです。
鬱で休む人の統計が多いと対外的に悪く見えてしまうので、会社がとった対策は、鬱になった人を辞めさせていくという方法です。統計的に1度鬱になったひとはリピータになる確率が高いため、鬱になった人が職場復帰しても再度休んでしまうのです。

自分の会社で社員を退職に追い込む方法は簡単で、年度初めに目標設定をするときに、社員の成長スピードよりも少し大きな目標を設定し、それを数年続けます。すると、当然設定した目標に到達することができなくなり悪い評価が付きます。社内規定で連続して何回悪い評価をとった社員へは、そうゆう社員に対する処遇が決められていて鬱へと追い込んでいきます。

会社選びは難しいですね。入社して何年かたたないと定年までいられる会社がどうかわかりませんから。

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